隣で寝ている奥様や、旅先で同室だった友人から
「いびきがうるさくて眠れなかった」と言われた経験がある方は、注意が必要です。
「いびき」は当の本人はまるで気づかないものですが、周りの人にとっては大迷惑!
一緒に寝ている家族から、「いびきのせいで寝不足だ」と苦情をいただいた方もいらっしゃるのではないですか?
「いびき」をかいて眠る姿は、気持ちよくグッスリと寝ているかのようですが、実はそれは大きな誤解という場合があるのです。
睡眠中に「いびき」をかいている方の多くが、
睡眠時に何十回も無呼吸状態を繰り返す「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」であることが分かっています。
無呼吸状態とは、いわば口と鼻をふさがれているようなものであり、一晩中、何十回もの無呼吸状態を繰り返しているということは、一晩中、何十回も繰り返し口鼻をふさがれているのと同じなのです。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、それくらい恐ろしいことが毎晩続いている状態なのです。
そればかりではなく最近の研究では、心疾患、脳疾患、高血圧、糖尿病、メタボリックシンドロームなど、現代病と言われている様々な生活習慣病を併発したり、時に突然死の原因となることも分かってきました。
このようなリスクを軽減をする為にも、睡眠時無呼吸症候群(SAS)は改善しなければいけません。
思い当たる節がある方は、下の「自己診断チェックリスト」にトライしてみてください。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)かどうかの正確な診断には、耳鼻咽喉科などを受診して検査することが必要です。
「検査って面倒そう!」「忙しくて検査なんて無理!」「夜寝ている時に検査するには、入院が必要なんでしょう?」と、
検査を敬遠する方に対応するため、当クリニックではご自宅で検査ができるよう自宅でできる検査キットの貸し出しを行っています。
しかも検査は簡単で、装置を付けてお休みになるだけです。内蔵された最新のコンピューターが、あなたの睡眠状態を解析し、
その解析データを基に検査結果を当クリニックでご説明し、最適な治療が開始できます。
「いびきに治療法なんてあるの??」と思われる方も多いと思いますが、「いびき」は、耳鼻咽喉科で治療が可能です。
前述した方法で睡眠中の「いびき」の状態を検査し、検査結果に応じて治療を選択します。
治療法には、
① 手術療法、
② CPAP(シーパップ)療法、
③ マウスピース療法、
④ ダイエット療法
※治療内容によっては当院から紹介させていただく場合がございます。
の4つがあり、その方の状態や症状に合った治療方法を選択します。時には複数を組み合わせて治療することもあります。
中でも、CPAP療法は効果が高く、副作用も少ないことから、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療法として世界的にも確立してい
ます。わが国では健康保険が適用されています。
詳しくは、「治療について」「CPAP療法」のカテゴリーを参照してください。
「睡眠時無呼吸症候群=いびき」の治療により、質のいい睡眠を得ることができ昼間の眠気やだるさも解消されます。 そしてそのことで、仕事や勉強の効率アップにも繋がります。
梅華会グループでは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療を行っております。「いびき」でお悩みの方は、家族とともに迎える素晴らしい朝の目覚めを手に入れるために、お気軽にご相談ください。
当クリニックには、西宮、芦屋、神戸、尼崎をはじめ、兵庫県近郊の各地から「いびき」でお悩みの方が、多数来院されています。
遠方から受診される方にも対応いたします。
このホームページも西宮・芦屋・神戸を中心とした皆様に、「いびき」や睡眠時無呼吸症候群(SAS)のことを知っていただき、不安や疑問を少しでも解消する手助けになれば。という思いで発信しています。
この睡眠時無呼吸症候群(SAS)のホームページが皆様のお役にたてることを願っています。